「脳血管疾患リハビリテーション」のお知らせ
「脳血管疾患リハビリテーション」のお知らせ
私達がよく耳にする「脳卒中」とはどのような病気かご存知ですか?
脳の神経細胞が壊死する病気
脳が必要とする栄養や酸素をせっせと脳まで運ぶのが血液ですが、その血液が流れなくなることによって脳の神経細胞が壊死する病気全般を脳卒中と言います。脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血・一過性脳虚血発作などがこの病気に含まれています。
早期に適切なリハビリの大切さ
これらの病気にかかっても、早期にリハビリを開始すると機能予後は格段に良くなると言われています。そのため患者さんが急性期を脱し病態や血圧が安定して来た頃、症状に応じて様々なリハビリ治療が始まります。脳血管疾患による半身麻痺や高次脳機能障害などの症状は適切なリハビリを受けることで軽減させることが出来ます。
基本的には日常生活を行う上で必要な動作が行えるように運動機能を改善するリハビリテーションが中心となります。
退院後のリハビリ
さて、いよいよ退院・・・
しかし、退院後に家の中で何もせずにじっとしていると入院中におこなったリハビリでせっかく動かせるようになった体の機能が再び機能低下になってしまいます。退院後も外来診療や介護保険を利用したリハビリを続けることは大変重要なことです。
リハビリテーションとは「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」という意味を持っています。
あなたのご家族やお知り合いに、脳血管疾患で退院したけれど、今後はどのように過ごすべきか迷っている方がいらっしゃったら、渡辺病院リハビリテーション科にご相談いただけたらと思います。
患者さんが日常生活を円滑に行えるための工夫を
私達と一緒に考えていきたいと思っております。
医療法人 伸裕会 渡辺病院
tel.0244-63-2100(代)